アスパラガス

緑と紫のアスパラガスを生産しています。

アスパラガスは、木を育ててそこから生えた茎を収穫します。木を育てて最初に収穫するまでには２～３年はかかります。同じ木で10年近く収穫するので、土づくりや管理がとても重要です。植物性の堆肥を使ってしっかり土づくり、水をほしがる野菜なので、水を切らさないように気をつけます。

柔らかでとてもみずみずしく、コクがあって甘みもあり、こってりしつつも柔らかな味が上品です。グリーンアスパラは火を通し、紫アスパラは生がおいしい。

ルッコラ

堆肥を使って土づくりをしています。ルッコラは病気に強いので、殺菌剤は使う必要がありません。ビニールハウスの窓や出入り口に網の細かいネットを張って、害虫を避け、生育期間中に農薬を使わない工夫をしています。

土で育てたルッコラは、後味がさわやかで、味も濃い。ぴりっと際だつ辛みと、ごまに似た力強い鮮烈な香りが特徴です。

ズッキーニ

堆肥を使って土づくりをしています。農薬はほとんど使いません。青臭さは全くなく、しっとりとみずみずしい果肉で、やさしいほのかな甘みと、加熱したときのとろりとした食感がたまりません。緑や黄色の皮の色も大変美しく、加熱しても色褪せしないので、華やかな彩りが目にも楽しい。関東では初夏が旬です。

※ズッキーニの雄花と雌花について
ズッキーニには、緑と黄色のズッキーニがあります。これはズッキーニの雄花と雌花です。形は同じでありつつもまるで違う野菜のように色が違うのですが、味に違いはありません。

ズッキーニは（それに限らないのですが）雄花と雌花の受粉がうまくいかないと実をつけなくなってしまいます。しかし、どうかすると、ズッキーニは雄花ばかりが（または雌花ばかり）できてしまうことがあるのです。

緑色のズッキーニと黄色のズッキーニを一緒に育てると、雄花と雌花がバランスよく咲いてきちんと実をつけます。そのために農家さんは、気を遣いながら緑と黄色のズッキーニを育てているのです。